大学や専門学校ではないけれど、一生どんなときも音楽に取組めるアレイアミュージックカウンシルです。

来年2020年は、音楽の専門学校の閉校が続きます。
私も80年代、クラシック一色だった音楽大学ではなく、ジャズをはじめとする音楽を学びたくて、
当時故郷にはなかった『専門学校』に入学するべく上京しました。
諸事情もありわずかな期間ではありましたが、18歳で音楽の右も左もわからなかった自分にとって、
全てが刺激的で、厳しく、楽しい日々でした。
残念ながら、私はたいした成果をあげることができなかったのですが、
後年そこで学んだものがどれだけのものであったかを痛感しました。
何をやってきたのか、本当に理解し少しずつ実現できるようになったのは、本当に最近のこと。
いい歳をしたオバサンにまでなってしまってからでした。
伴って、続けることの大切さと楽しさを知りました。

アレイアミュージックカウンシルは、来年2020年2月、創立24周年を迎えます。
ぎょうぎょうしい名前ですが、メイシコこと河口実知子主宰の個人教室です。
どこのグループ系列でも傘下でもありません。
現在、サックスとボーカルの２コースのみですが、
伴う音楽理論、アンサンブル（実践演奏）、他楽器習得、作編曲等の各要素を組み込んでいます。
カリキュラムというほど大げさではありませんが、
『習うだけでなく、演奏できるようになろう』のテーマを基に、
ちゃんと音楽を演奏でき得る音楽人材の育成を目指しています。
プロ養成スクールではありません。
それは続けた結果であり、
そもそも養成したから、されたからプロになれるものでもないし、そんな時代でもありません。
その謳い文句は、アレイアにはありません。

サックスとボーカルだけの小さなスクールですが、
実は、さまざまな方々が出入りしています。
ギター、ベース、トランペット、キーボード、弾き語りシンガーなどなど。
専科としては２つですが、
他の楽器でも、自分の専門楽器の熟達をメインに、音楽を学ぶ環境を整えることができます。
それは小さいからこそ、その人その人にあったやり方を提案し、
カスタマイズすることができるからです。

もうひとつ。
人生の変わり目を乗り越えながら、音楽と共に生きてほしいということが、私の願いです。
特に多くの女性は、出産という大きなステージが待っています。
その後の子育ては、喜びと共に当然ですがとても大変です。
自分の時間などなかなか持てません。
子供を置いて、音楽などできるわけがない。
ならば、連れてくれば？
なんでもかんでもオッケーというわけにはいきませんが、
個人教室ゆえ、なんとでもなるといえばなるのです。
初めて連れてきたときは、私や場所に慣れず、大きな音に驚き、
ぐずって時に泣き叫びます。
しかし、子供はすごいです。
一度連れてくると、単なる慣れでもあるけれど、子供なりの身の処し方がわかるのか、
気が付くと勝手に遊び、果ては爆音の中で爆睡してしまいます。
寝た子供を連れて帰る親御さんは大変ですが、レッスンが成立します。
そうやってふたりの子供を産み育てながら、
復帰してコツコツと音楽を続けている母もいるのです。

そんなアレイアミュージックカウンシルは、
東京都港区三田一丁目にレッスンスタジオがあります。
大江戸線麻布十番、赤羽橋駅、南北線麻布十番駅、
都営三田線三田駅、田町駅エリアからちーバスで10数分のエリアにあります。
ご興味をお持ちくださった方は、どうぞ一度遊びにいらっしゃいませんか。

お問い合わせはこちらから
https://areiamusic.com/contact/

よろしくお願い致します。

アレイアミュージックカウンシル主宰　河口実知子