Maysicoが綴り続けるブログ「今夜も力うどん」チャーリーパーカー

2006/12/3

サックス吹き、特にアルト吹き必携の教本「Charlie Parker Omnibook」というのがある。
初版は何年前なんだろう。40年は経っているのではないか。
そしてこれからも永遠に売れ続けていくはず。
すごいことだ。

Be-bop・・・Charile Parkerを初めて聴いたのは、中学生の頃だったと思う。
サボイとかダイアルセッションとか、そのあたりのアルバムだった。
正直、さっぱりわからなかった。
矢野沙織ちゃんは、こういうのを小学生の頃に聴いて衝撃を受けたんでしょ。
私とは精神構造の格が違うんだね。

このOmnibookはParker演奏した30曲ほどをテーマとParkerのソロだけを
完コピしてある譜面集なのだ。
平均テンポ200bpm(beat per minutes)以上、
16分音符で真っ黒譜面。
イヤミかい!と思うほどの読めないリズム割。

そりゃねCharlie Parkerといえどもひとりの人間なので
慣れてくると、同じ語り口がたっくさんあることにも気づいて
だんだんそれなりに吹ける様になってくる。

CDやカラオケ、おまけに音源変調・テンポチェンジ、今はできないことなど
何もないから、元音源を聴きながらこれらを吹く。
この練習は単純に楽しい。

ここ数年、情けないことに昔ほどの練習量は全く維持できていない私。
今日はレッスンの合間にポッカリ空いてしまった2時間。
この教本と久々に取り組んだ。
練習量が足りないと、
いい音がしない。
楽器が鳴ってくれるまでエラク時間がかかる。
指がもつれる。
バテるのが早い。
集中力の持続時間が減る。
あるモードに戻るのに随分時間がかかる。
などいいことなどひとつもない。
最初の10曲くらいは、これまで何百回と練習してきた曲の数々。
Parker特有の音の高低差や、びっくりするようなタイミングから出るフレーズ。
わかっているけれど、体がついていかない。

格闘すること2時間。
最後の10分くらいでようやく勘を取り戻した。

CDにあわせて吹くのは、ちょっとちょっとトテモついていけないのだけど
テンポ260だあ?? おかしい、Parkerはおかしい。

休憩しながらCDを聴いていたが、録音レベルの差もあるとはいえ、
よぉく聴いていると時代によって、音色や音のツヤの違い、などが
よくわかる。ノリ、とかね。
それに1曲あたりの平均ランニングタイムが2:40くらい。聴きやすい。

インプロビゼーションとか、ひとりの稀有なジャズミュージシャン、イノベーター、
そんな形容詞はこの際おいておいて、
究極のリズム音楽、エンターテイメントとして聴いてみて。
楽しめるよ!

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