Night Jazz ~Blog 今夜も力うどん by Maysico since2006~

ここのところ、アルバム単位の曲の聴き方を取り戻そう月間にしています。
夜、髪の毛が乾くまでとか、そんな時間に1枚、1枚。

今日はWayne ShorterのSpeak No Evil。
1964年ですか。私もまだ生まれていません!
それにしても、CDというメディアは、ジャケットやライナーノーツの美しさと役割を奪ってしまいました。
やはり、小さいんですよね。

さて、このアルバム。
Wayneらしくタイトルがすごいです。
アルバムタイトルはSpeak No Evilだし、
Wich Hunt、Fee-Fi-Fo-Fum、Dance Cadaverous…
もう訳がわかりませ~ん。

全体的にロングトーンが多いメロディラインで、そのおだやかな波をたゆとうHerbieとでも言いましょうか。
コードもスタンダード進行とはかけ離れているし、Shorterの音楽は難しいです。
なのにムダな難しさは一切ない。それは、それが感覚から出てきたものだから。
よくアイデアが降りて来ると言いますが、それも越えて感覚なのだと思うのです。
自分もそうだし!(レベルは違いすぎるけれど)

Shorterのお抱えピアニストと言ってもいいくらいのHerbieですが、
一連のShorterの曲を初めて聴いたときどう感じるのでしょうか?
Herbieほどのピアニストなら、なんでもないことなのでしょうか?
どこへ行くかわからない危ういコード進行。
研究もするだろうし、後で、ああしたほうがよかったかな?という反省も常にあるのではないでしょうか?
何度も聴いたアルバムですが、今はじめてそう思いました。
そして、自己の音楽に対する圧倒的な構築力の持ち主は、なんといってもShorter本人です。
ゆるぎない吹きっぷりです。その一言だけ。

他のサイドマンは、
トランペットは名手、Freddie Hubbard。
聴いているうちにハイハットで彼だと聴き分けられるようになった、Elvin Jones。
Ron Carterはひたすらクールでかっこいい。
そして彼のベースはShorterの世界観にあっています。

どの曲も好きですが、Infant EyesはShorterの音色あってこそでしょう。
本日終了。

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