アレンジ月間なので、いろいろやっている。
並行するプロジェクトのひとつの「譜面書き」は、
昔いたバンドが再始動するにあたり、ホーンの譜面が見つからず書き直している。という工程。
しかし実は大事な要素は、時を経て自分も少しは進歩しているらしく、それに伴っていろいろ目につき、フレーズを再考していることだ。
それでも、結局は元のままがよいことが多いので、自分の納める力、デザイン力はあまり変わってないのだなと気づく。
アレンジにあたっては、いろいろな引き出しをあけたり、
勉強したことを引っ張り出したりもしたいのだが、忘れてしまって頼りにならない。
いざ使うときにその程度なのだから、使い方が足りないのだろう、きっと。
毎度困るのは、ホーンセクションはじめ、ボイシング(音の積み)に関しての法則。
まさにすぐ忘れる。
一方で「決まり通りでなくていいかな!」と思う性質なので、かなり大胆で間違いだらけのことをやっている。
だが、それがよかったりすることもあるから不思議。
おまけに取扱説明書を読むのが大嫌いなので、
「あの手を使いたいけれど、どうだっけ?….」
「う~んあんな感じだったかなあ?たぶんこうだったよね~。」と多くは調べもしない。
イマイチ、変だなの時もあるけれど、アタリの確率がだんだん上がってきた。
たとえば、何かを習いに行って熱心にメモを書いていたとしても、
その通りにやっても、本人がビクビクしていたらいいポジションで使えない。
間違えたらまたやり直せばいいんだし。これ大事かも。
AREIA(アレイア)はポルトガル語で砂の意味です。
どこまでも続く砂浜のように、個であり、和であり、心地よく、時に潔く歩いて行きたい…と願っています。